「リップヴァンウィンクルの花嫁」を観た。

ちょっと不思議な題名で躊躇したが観ました。岩井俊治監督の映画は初めてです。事前チェックしていたら「花は咲く」も岩井さんの作詞でした。
宮城県出身である監督は5年前の311以降にスタートして、この映画では何を伝えたいのかと考えて考えてを巡らせて、ようやく完成したと吐露しています。
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生きにくい世間だが純粋に生き人を信じきって生きていくことで、幸せを感じるということなのか。観る人によって色々なことを感じさせてくれる映画でした。

ロジカルに物語をなぞることが出来なかったが、笑ったり、怖かったり、泣いたり、楽しかったり、哀しかったり 、爽やかになったり、これは「感じる」映画ではないかとも思った。何より画も曲もイイ。上品だった。

いつもと同様レイトショーでの鑑賞だったが、いつもにもまして遅く帰宅した(日を跨いだ)。一緒に観たカミさんと感想とこの映画のテーマは何であったのか。でしばらく話が続いた。私は久々の邦画でしたが大満足でしたね。